令和3年6月より坂井地区医師会ケアセンターの代表に就任
いたしました。宜しくお願い申し上げます。
昨年2月より続く新型コロナのパンデミック。様々な行事が
中止されたり、縮小されたりし、医師会活動もそれに応じた
対策が必要とされる状況が続いています。皆様も、息苦しく
逼塞感の強い日々をお過ごしの事と思います。現在第4波が収束しつつあるようにも
見えますが、感染性の強い変異株の蔓延などまだまだ予断を許さぬ状況です。
しかし、私たちの取るべき対策は変わりありません。一般的な防御策の徹底、即ち、
会話時のマスク着用・手指消毒・密を避けることを地道に続けていくことが有効で
す。それと、現在着々と進められている新型コロナワクチンの接種です。私共坂井地
区医師会も全会員を挙げて全力で協力していますが、今年の10月末頃には坂井地区
内の65歳以上の高齢者の7割近くが2回摂取終了となる見込みとなっております。
この調子で行けば、コロナ禍の逼塞状態もあと半年ほどかと期待しているところで
す。しかし、今しばらくはワクチン2回摂取が終わっても、先ほどの防御策の徹底を
お願い致します。
私共坂井地区医師会が運営するケアセンターですが、医師会員・職員を中心に、検討
を重ね対策を立てながら感染予防に努めて来ており、幸い今のところ1人の患者も出
さずに経過しています。これからも感染防御策を徹底しつつ、医師会立らしい安全・
安心かつ高度なサービスの提供に努めてまいります。
更に、コロナ後も念頭に置かなければなりません。増大する高齢者人口の問題の一つ
として、在宅高齢患者に対する医療提供の需要が増大することが予想されています。
私共はこの問題に対応し、在宅医療をより効果的に推進してゆくために、坂井地区医
師会が築き上げてきた在宅ケアネットの活動(在宅コーディネイト事業・他職種連
携・リアルタイムの情報共有等)をさらに発展・充実させてゆきます。
今後とも、私共坂井地区医師会の活動にご理解を賜り、ご支援くださいますよう
お願い申し上げます。
坂井地区医師会会長 金 定基
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